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  • 執筆者の写真ヒポクラ × マイナビ編集部

多彩な症状を示すCOVID-19

更新日:2020年5月1日

COVID-19は多彩な症状を示すことが報告されています。国立感染症研究所はCOVID-19を疑う症状として発熱、咳、呼吸困難、全身倦怠感、咽頭痛、鼻汁・鼻閉、頭痛、関節・筋肉痛、下痢、嘔気・嘔吐などを挙げています。

予想外の症状が現れることもあるため、注意が必要です。日本プライマリ・ケア連合学会発行の「新型コロナウイルス感染症(COVID-19) 診療所・病院のプライマリ・ケア初期診療の手引き Version1.0」によると、熱がそれほど高くないのに強い倦怠感が現れることがあるようです。

また、肺炎を発症した場合も症状は多彩です。強い湿性咳嗽、息苦しさや呼吸困難がみられることもあれば、軽微な乾性咳嗽やほとんど呼吸器症状がないこともあるとのことです。手引きは「『咳や喀痰が大したことないから肺炎にはなっていないだろう』とは言えない」と指摘します。

COVID-19の診療については、厚生労働省や日本プライマリ・ケア連合学会などが診療の手引きや指針を発行しています。


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